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冬に注意したい凍害とは?

塗装の知識 2026.11.04 (Wed) 更新

福島県伊達市、福島市の皆さまこんにちは!
福島県伊達市の屋根・外壁塗装専門店 パンドル霜山です🎣🎣🎣

11月に入り、朝晩の冷え込みが少しずつ厳しくなる時期になりました。

冬の外壁で注意したい劣化のひとつに「凍害(とうがい)」があります。

凍害は、外壁材やコンクリートに含まれた水分が凍結と融解を繰り返すことで、ひび割れや剥がれなどが発生する現象です。

福島県のように冬の気温が氷点下になる地域では、建物の状態や水分の影響によって凍害が発生することがあります。

今回は、凍害が起こる仕組みや外壁に現れる症状、補修方法についてご紹介します。

凍害が起こる仕組み

凍害は、外壁材の内部に入り込んだ水分が凍結することで発生します。

水には、凍ると体積が約9%膨張する性質があります。

例えば、雨水が外壁の細かなひび割れや隙間から入り込み、その水分が冬の冷え込みによって凍結すると、内部から外壁材を押し広げるような力が加わります。

気温が上がると氷は溶けますが、再び冷え込むと残った水分が凍結します。

この凍結と融解が繰り返されることで、外壁材の内部に小さなひび割れが生じたり、表面が剥がれたりすることがあります。

一度の凍結ですぐに大きな傷みが出るとは限りません。水分の量や外壁材の性質、気温の変化など、いくつかの条件が重なることで劣化が進んでいきます。

凍害によって見られる外壁の症状

凍害が起こると、外壁には次のような症状が現れることがあります。

外壁表面の剥がれ

窯業系サイディングやコンクリートの表面が薄く剥がれたり、一部が欠けたりすることがあります。

最初は小さな傷みでも、凍結と融解を繰り返すうちに剥がれる範囲が広がる場合があります。

ひび割れ

外壁材の内部で水分が凍結すると、その膨張によってひび割れが発生することがあります。

ひび割れからさらに雨水が入り込むと、同じ部分で劣化が進む原因にもなります。

外壁材の欠けや崩れ

劣化が進んだ部分では、外壁材の角や端が欠けたり、表面がもろくなったりすることがあります。

特に窯業系サイディングでは、塗膜だけでなく外壁材そのものが傷んでいる場合もあります。

なお、外壁のひび割れや剥がれは、経年劣化や施工状態など、凍害以外の原因でも発生します。

見た目だけで凍害と判断することは難しく、傷みの状態や発生している場所を確認する必要があります。

凍害が発生しやすい場所

凍害には気温だけでなく、水分の存在が大きく関係しています。

特に注意したいのは、雨水や雪解け水が入り込みやすく、乾きにくい場所です。

例えば、日当たりの悪い北面の外壁は、雨や雪で濡れたあとに水分が残りやすい環境です。

また、サイディングの目地に使用されているシーリングが劣化し、隙間ができている部分も水分が入り込む原因になります。

外壁の下端や窓まわり、雨水が流れやすい部分なども、傷みが見られることがあります。

一方、日当たりのよい場所でも凍害が起こらないわけではありません。

昼間の日差しで氷が溶け、夜間の冷え込みで再び凍るという温度変化が繰り返される場合もあります。

そのため、建物の方角だけでなく、雨水の流れや外壁の状態も関係しています。

凍害は塗装だけで直せる?

凍害によって外壁材そのものが傷んでいる場合、塗装だけでは補修できないことがあります。

外壁塗装には、雨水が外壁材に吸収されるのを抑え、表面を保護する役割があります。

しかし、すでに内部まで傷んでいる外壁材にそのまま塗料を塗っても、失われた強度や欠けた部分が元に戻るわけではありません。

表面の傷みが軽微な場合は、劣化部分を取り除いて補修材で整えたうえで塗装することがあります。

一方、サイディングが大きく割れていたり、内部まで傷みが進んでいたりする場合には、部分的な張り替えが必要になることもあります。

モルタルやコンクリートの場合も、ひび割れや剥離の状態によって補修方法が変わります。

また、雨水が入り込む原因が残っていると、補修した部分に再び不具合が起こる可能性があります。

塗装を行う前に、外壁材の傷みだけでなく、シーリングや周辺の防水状態も確認することが必要です。

凍害を防ぐためにできること

凍害のリスクを抑えるには、外壁材に余分な水分を含ませないことが基本になります。

外壁の塗膜は、紫外線や雨風の影響によって年月とともに劣化していきます。

塗膜が傷んで外壁材が水分を吸収しやすくなると、凍害につながる条件が生じやすくなります。

そのため、外壁材の状態に合わせた塗り替えは、凍害のリスクを抑えるための対策のひとつです。

また、目地のシーリングにひび割れや剥離がある場合は、補修や打ち替えによって水の浸入を抑えることができます。

雨樋の不具合などで外壁の一部分に水が集中している場合には、雨水の流れを改善することも必要になります。

ただ、塗装だけですべての凍害を防げるわけではありません。外壁材の裏側に水分が回っている場合などは、塗装以外の対策が必要になることもあります。

まとめ

凍害は、外壁材に含まれた水分が凍結と融解を繰り返すことで発生する劣化です。

福島県のように冬の冷え込みが厳しい地域では、外壁のひび割れや剥がれが凍害によるものである可能性も考えられます。

傷みが小さいうちは部分補修で対応できる場合もありますが、外壁材そのものが大きく傷んでいる場合は、張り替えなどが必要になることもあります。

外壁の状態を確認し、傷みの原因や程度に合わせた補修を行うことが、建物を長く維持することにつながります。

パンドルでは、外壁の状態を確認したうえで、塗装や補修についてのご相談を承っています。

福島市・伊達市周辺で外壁のひび割れや剥がれが気になる場合は、パンドルにお気軽にご相談ください。

 

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