外壁塗装を考えるとき、多くの方がまず悩むのは「色」ではないでしょうか。
今と似た色にするか、少し雰囲気を変えるか。
明るめにするか、落ち着いた色にするか。
色選びは、外壁塗装の中でも仕上がりを左右する大きなポイントです。
実際の見え方は色だけで決まるわけではありません。
同じ色を選んでも、「艶」の出方によって外壁の印象は変わります。
外壁塗装の艶には、艶あり・7分艶・5分艶・3分艶・艶消しなどの種類があります。
艶が強いほど光を反射しやすく、つるんとした明るい印象に。
艶を抑えるほど光沢が少なくなり、落ち着いた雰囲気に仕上がります。
艶の加減と見た目の印象
艶の種類によって、仕上がりの印象は少しずつ変わります。
| 艶の種類 |
見た目の印象 |
向いているイメージ |
| 艶あり |
光沢がはっきり出て、つるんとした印象。塗り替えた感じが分かりやすい仕上がりです。 |
明るくきれいに見せたい方、新築のような印象にしたい方 |
| 7分艶 |
艶ありより少し光沢を抑えた仕上がり。きれいさは残しつつ、少し落ち着いて見えます。 |
艶はほしいけれど、ピカピカしすぎるのは避けたい方 |
| 5分艶 |
半艶ともいわれる、ほどよい光沢感。艶ありと艶消しの中間のような印象です。 |
迷ったときに選びやすい、自然な仕上がりにしたい方 |
| 3分艶 |
光沢をかなり抑えた、落ち着いた印象。色によってはシックに見えます。 |
落ち着いた外観にしたい方、周りの景観になじませたい方 |
| 艶消し |
光沢がほとんどないマットな仕上がり。自然で控えめな印象になります。 |
和風住宅や、あまり塗った感じを出したくない方 |
同じベージュ系の外壁でも、艶ありにすると明るく、塗り替えた感じが出やすくなります。
反対に、3分艶や艶消しに近い仕上がりにすると、やわらかく落ち着いた雰囲気に見えやすくなります。
「せっかく塗装するなら、きれいになった感じをしっかり出したい」という方には、艶ありの仕上がりが合うことがあります。
一方で、「あまりピカピカした感じにはしたくない」「落ち着いた外観にしたい」という方には、5分艶や3分艶など、少し艶を抑えた仕上がりが向いている場合もあります。
濃い色ほど、艶の見え方が分かりやすいことも
艶の見え方は、外壁の色によっても変わります。
特に、黒・チャコールグレー・濃いブラウン・ネイビーなどの濃い色は、光の反射が目立ちやすく、艶ありにすると光沢感が強く見えることがあります。
かっこよく引き締まった印象にしたい場合は艶ありもよいですが、落ち着いた雰囲気にしたい場合は、少し艶を抑える選び方もあります。
反対に、白やベージュ、淡いグレーなどの明るい色は、艶の強さがやわらかく見えることもあります。
ただし、日当たりや外壁材の凹凸によって見え方は変わるため、色と艶はあわせて確認しておくと安心です。
艶は汚れのつきやすさにも少し関係します
艶の違いは、見た目だけでなく、汚れのつきやすさにも少し関係します。
一般的には、艶ありの塗料は表面がなめらかに仕上がりやすく、雨水が流れやすい傾向があります。
そのため、汚れがつきにくい仕上がりを希望される場合は、艶ありや艶を残したタイプが選ばれることもあります。
一方で、艶を抑えた塗料は、製品によっては汚れがつきやすく感じる場合もあります。
最近の塗料は性能もさまざまです。
艶を抑えた仕上がりでも、汚れにくさに配慮された製品もあります。
「艶ありだからよい」「艶なしだから悪い」ということではなく、建物の雰囲気、外壁の色、立地、塗料の種類をあわせて考えることが大切です。
カタログだけでは分かりにくい部分です
艶の違いは、カタログの小さな色見本だけでは分かりにくいことがあります。
室内で見る色見本と、実際に外で太陽の光が当たった外壁では、見え方が変わります。
また、外壁材に凹凸がある場合は、光の当たり方によって艶の感じ方も変わります。
色を選ぶときは、できれば塗り板や施工事例を見ながら、色と艶の両方を確認しておくと仕上がりをイメージしやすくなります。
さいごに
外壁塗装は、色だけでなく艶によっても仕上がりの印象が変わります。
明るくきれいに見せたいのか。
落ち着いた雰囲気にしたいのか。
周りの家並みに自然になじませたいのか。
そうした仕上がりのイメージに合わせて艶を選ぶと、塗装後の印象も考えやすくなります。
福島市・伊達市周辺で外壁塗装をご検討中の方は、色選びとあわせて、艶の仕上がりについてもお気軽にご相談いただければと思います。