福島県伊達市・福島市の「コンクリート壁のメンテナンス」は?
福島県伊達市、福島市の皆さま、こんにちは!
伊達市の屋根・外壁塗装専門店 パンドル
渡邊です☻
秋は美味しいものが多い季節。
栗やさつまいも、柿にぶどうにりんご・・・
みなさんの秋の好物は何ですか?
さて、前回は塗料の耐候年数からみた塗り替えの時期についてご案内しましたが、
今回は「コンクリート壁のメンテナンス」についてです。
先日、鉄筋コンクリート造のお家にお住まいのお客さまから、外壁のメンテナンスについてお問い合わせいただきました。
皆さまの中にも、コンクリート壁のメンテナンスについてお悩みを抱えている方がいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、コンクリート壁のメンテナンスの方法についてまとめてみようと思います。
◎「うちの外壁はコンクリート打ちっぱなしだから、塗装はしなくていいよね…?」
◎「コンクリート壁に付いた雨の汚れが気になり始めた。対処の方法はあるのかな?」
◎「壁の表面にひびが出てきたけれど、打ちっぱなしだから隠せないよなあ・・・」
といったお悩みを抱えていらっしゃる皆さまは参考にして頂ければ幸いです。
【目次】
1.コンクリート壁の仕上げの種類と特徴
2.打ちっぱなしの場合
3.塗装してある場合
4.タイルを貼り付けてある場合
5.コンクリート壁のメンテナンスについてお困りのときは
1.コンクリート壁の仕上げの種類と特徴
コンクリート壁の仕上げの種類には、
コンクリート打ちっぱなしのもの、コンクリートに塗装を施したもの、
コンクリートの上からタイルを貼り付けたものなどがあります。
それぞれの特徴としては、下記のようになります。
★コンクリート打ちっぱなし・・・スマートな外観がおしゃれ
★塗装仕上げ・・・リシン・スタッコ仕上げ、吹き付けタイルなども選択でき、好みの色と質感に仕上げることが可能
★タイルを貼り付けた場合・・・モダンな洋風の外観に仕上がる
\コンクリートの丈夫さを生かしながら、好みの外観を選択できるのが魅力ですね!/
それでは早速、本題のコンクリート壁のメンテナンス方法についてご説明していきます。
2.打ちっぱなしの場合
コンクリート壁のメンテナンスは、外壁がどのような仕上げになっているかによって異なります。
まず、コンクリート打ちっぱなしの場合についてご紹介します。
コンクリート打ちっぱなしはコンクリートの素材そのものが表面に現れている仕上がりです。
新築の場合、表面に疎水剤を塗って防汚対策を施してあることが多いですが、
経年によって疎水剤が流れ落ち、壁の汚れが目立つようになってきます。
打ちっぱなしの風合いを生かしてメンテナンスする場合には、
いちど高圧洗浄でコンクリートに付いた汚れを洗い流し、汚れが落ちるようであればクリアー塗料を塗り、
その上から防汚対策の疎水剤を塗って仕上げる、という方法をとります。
もし、高圧洗浄で汚れが落ちない場合には、汚れを見えにくくする必要があります。
色の付いたカラークリア塗料を塗って汚れを隠し、その上から疎水剤を塗って仕上げます。
また、壁にひびが入っている場合もありますよね。
そのような時には、ひびの部分にエポキシ樹脂を注入し、ひびの広がりを抑えます。
その後で、塗料、疎水剤を塗る形になります。
コンクリートの塗装で使うクリアー塗料、カラークリアー塗料は、
原材料がフッ素または無機のものが多く、耐候性に優れた塗料です。
フッ素の場合は15年、無機の場合は20年の耐候年数が期待できます。
(※年数は目安であり、環境や基材の劣化具合によって短くなることもあります)
なお、コンクリート自体が劣化しエフロレッセンスが発生している場合などには
その対策を施した上で塗装を行う必要があります。
(※エフロレッセンスとは、コンクリートの成分が雨水などの水分によって溶け出し、表面に滲み出てくることで、
コンクリートの表面が白く変色します
進行すると、コンクリートがやせて建物自体の損傷につながる場合もあります)
3.塗装してある場合
続いては、コンクリートの上から塗装を施してある場合のメンテナンスについてご紹介します。
この場合には、モルタルなど他の外壁と同じように塗り替えを行います。
骨材を使ったリシン・スタッコ仕上げや、吹き付けタイルなどで壁に凹凸模様をつけることもできます。
塗装をする場合にも、ひびや汚れのメンテナンスは打ちっぱなしの場合と同様です。
ひびの大きさや雨水の浸入状況、エフロレッセンスの有無などを事前に調査し、修復や対策をとった上で塗装を行うことが大切です。
調査・修復を行わずに塗り替えをしてしまった場合、美観は向上したとしても、
見えないところで基材の傷みが進行し、家自体の耐久性が低下してしまうこともあります。
きちんと事前調査を行う施工業者を選ばれることをおすすめします。
4.タイルを貼り付けてある場合
続いて、コンクリートの表面にタイルを貼り付けてある場合のメンテナンスについてご紹介します。
タイルに付いた汚れを高圧洗浄で落とし、割れているものがあれば交換します。
その後、疎水剤を塗り、汚れが付きにくいよう仕上げます。
5.コンクリート壁のメンテナンスについてお困りのときは
以上が、コンクリート壁のメンテナンスについてのご紹介となります。
基材となるコンクリートにどの程度傷みが生じているかによってもメンテナンスの方法が変わってきます。
大切なご自宅を長く快適にお使いいただくためには、定期的なメンテナンスが大切です。
当店では、無料で外壁の劣化状況の診断を行っておりますので、
お困りの際は、お気軽にお問合せいただければ幸いです。
地域で塗装をお考えの方は、屋根・外壁塗装専門店パンドルに、どうぞお気軽にご相談ください。
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